有機不純物試験方法

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5.試験方法及び判定
① 試料(気乾状態)をガラス容器の125mlのところまで入れる。
② これに、3%水酸化ナトリウム溶液を、細骨材と溶液との全量が200mlになるまで加える。
③ ガラス容器に栓をして良くふり混ぜる。
④ 24時間静置した後、細骨材の上部の溶液の色と標準色液の色との濃淡を目視で比べる。        
⑤ 細骨材上部の溶液の色と標準色液とを比較して、試験溶液の色が標準色液又は、試色紙より濃くないときは、その細骨材は合格とする。
⑥ 試験溶液の色が標準色液より濃い場合は、有害量の有機不純物が含まれているおそれがあるので、その細骨材の使用に先立ち、JIS A 1142「有機不純物を含む細骨材のモルタルの圧縮強度による試験方法(注1)」によって試験を行い、使用の可否を決定する。

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   【引用規格】  
JIS A 1105 有機不純物試験