鉄筋探査

電磁波反射法(レーダー法)および電磁誘導法により鉄筋の位置およびかぶりを測定します。 コンクリートを破壊することなく内部の鉄筋の配置と被り厚さ、また、コア抜きやはつり調査の際に鉄筋を損傷しないように補助的な調査としても利用されます。
コンクリート構造物内部の鉄筋の配筋状態及びかぶりを対象として探査装置を用いた非破壊試験にて測定を行う場合に適用する。

鉄筋探査状況

 電磁波レーダによってかぶりを求める際、鉄筋径を用いて比誘電率分布を求める方法を示す。
コンクリート建造物に対して品質確保検査の要望が高まるなか、コンクリート建造物の修繕や改築、 保守工事において、鉄筋・電気配線管・ガス管・水道管の切断事故が問題になっています。「ハンディサーチ」はこのような検査や事故防止のためにコンクリート内部を非破壊で高深度に探査できる装置です。また、NJJ-95Aより探査可能深度を10cmアップして30cmまでの探査を実現しています。

(3)探査試験                        
  コンクリート構造物中の配筋状態及びかぶりの探査は、走査線上に探査装置を走査することによって行います。
   【引用規格】