溶解性蒸発残留物試験

120%,濾過液分取状況

溶解性蒸発残留物の量
 試験方法
①よく洗浄した2個の磁製蒸発皿を電気定温乾燥機に105~110℃で定質量になるまで乾燥する。(約12時間程度)
②デシケータ内で常温まで冷やす。
③2個の磁製蒸発皿の質量を0.001gまで量り、四捨五入により0.01g単位に丸める。

120%,測定状況

④先の懸濁物質の量の試験において、分取しておいた濾過液をホールピペットで各々50ml分取し、①で準備しておいた2つの蒸発皿(注2)に移す。
(注2)ホールピペット内部に蒸発残留物が付着している場合があるので、2ないし3回精製水で濯ぎ、蒸発皿に戻す。
⑤④の濾過液の入った2つの蒸発皿にそれぞれ時計皿を少しずらして蓋をする。
⑥電気定温乾燥機に105~110℃で水分が完全に蒸発するまで乾燥する。
⑦デシケータ内で常温まで冷やす。
⑧2個の蒸発皿内残留物の質量を0.001gまで量り、四捨五入により0.01g単位に丸める。