超音波試験(土研法)による新設構造体コンクリート強度測定

測定状況

コンクリートの種類ごとに事前に円柱供試体を用いた検量線の作成(圧縮強度推定用)し強度測定する。

測定面の前処理
①超音波の伝達をよくするため、測定するコンクリート面の凸凹を無くします。
②接触媒質の塗布はグリース等粘性のあるものを使用。砂粒など介在物は除く。
音速測定
①コンクリートの音速算出下記の式から算出します。

音速=伝搬距離÷伝搬時間
コンクリートの音速は、4000m/s±10%が多い
距離はスケール等で、伝搬時間をエルソニックで測定します。

伝搬時間の測定
送・受信センサーの中心軸が同一になる様に、センサー振動面をコンクリート面に当てます。
FAR赤ランプが点灯し、デジタル表示値(μSEC)が安定したときの値を読み取ります。

【引用規格】
超音波試験(土研法)による
新設の構造体コンクリート強度測定要領(案)抜粋